黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「とりあえず」

 ベリルはおもむろに発すると、ベッドを示す。

「女モノの寝衣(しんい)を届けてくれる。着替えて少し眠ると良い」

 そうして立ち上がり、グラスと皿を洗い始めた。

 ベリルが宿泊している部屋にはキッチンが設置されていて、長期滞在にも向いている。

 そんな彼を一瞥し、ノインはおもむろにテレビを付けた。

 とりあえず、バラエティ番組にチャンネルを合わせる。

 日本の方が面白いわね。

 まあいいけど……その内容に、眉間にしわを寄せた。