黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

 裏の世界では、公然の秘密のように扱われている事に少し驚いたが、調べても意味が無いという事で、そういう風潮になったらしい。

 とにかく、この先のコトを考えないと──ノインは眉を寄せ、ベリルを見上げた。

「とりあえず……ありがと」

 爆発からあたしをかばってくれたんだよね。

 礼を述べたノインに、ニコリと笑みを見せる。