黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「貴様を人間として扱うと思うな」

 吐き捨てるように発し、威圧的な視線を送る。

「今までの奴らは、貴様を人間として扱ったため失敗した。貴様は実験動物に過ぎない」

 言い放ち、再び乱暴に頭を突き放す。

 男の後ろにいた白衣を着た数人がベリルに近づき、血液などを採取していく。

 ひと通りの採取を終え、誰もいなくなった部屋でベリルは溜息を吐き出した。