黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「あんたは?」

「ジェフリーだよ。ジェフでいい」

 人が多すぎて把握出来ない。

「みんな親切なんだね」

「場所を提供してくれる礼だよ」

「よう~、この嬢ちゃんがベリルの弟子か?」

 突然、横からガタイの良い男が割り込んできた。

 2mはあるんじゃないかと思うくらいに大きい。

「え、恋人じゃなくて?」

 長い茶色の髪を後ろで束ねた男がさらに加わる。

「こんな美人、奴には勿体ないぜ」

「お前に言われたかねえな」