黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「ねぇ」

 胸に手を乗せ、いつもより色香を漂わせて上目遣いに──

「抱いてくれる?」

「子どもを抱く気はない」

 即答にノインは頬を膨らませた。

「ベリルと6つしか違わない」

「外見だけならね」

 これで我慢しろ、とキスをする。

 上手くはぐらかれたような気がするけど、ベリルのキスは腰が砕けるほどだから、つい許してしまう。