黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「そんな危険を冒す訳がなかろう」

「ほ、他の組織が狙うかもしれないじゃない!」

「ならば“表”にいた方が安全だ」

 くっ、だめだ……あたしなんかの頭ではベリルに勝てない。

「住処は大学の近くだ、丁度良い」

 それにノインはピクリと反応した。

「ちょっと待って! もしかして、あたしもそこに住むの?」

「家賃が浮いて良いだろう」

「だめっ! 絶対ダメ!」

 周りに知れたら同棲してると思われる。

 ていうか、あんた絶対、自分がモテるコトに気付いてない。