黄昏の彼方~碧き蠱惑のミューゼ~

「処で」

 食べ終わって、リビングでくつろぐノインにベリルが発する。

「その上官がいる組織の事を教えてくれないかね」

 片付けも終わり、食後の飲み物と菓子を持ってソファに腰掛けた。

「え、知ってるんじゃないの?」

「大まかな事はね。知らない部分もあるかもしれん」

「ん~あたしも詳しくは知らないよ。あの人は、あんまり他人に話をする人じゃないから」

 ノインは天井を見つめて応えた。

「そうか」

 小さく溜息を漏らす。