『光汰!!!暇!』

あたしの部屋に入ると
光汰は アルバムを見ていた。


「コレ 懐かしくね?」


『あ!それ、入学式の写真だ!!』

ランドセルをせおった
あたしと光汰。


そういえば、この時
光汰の事が好きだったなー。


思い出に浸っていると、







「たっだいま~♪咲希!光汰君!元気してた?」




陽気な母が 帰って来てしまった…