-咲希ｻｲﾄﾞ-


――プルルルル


{はい。もしもし？}



『あ!夢月？ あたし!咲希～♪』


あたしは光汰に言われたとおり、夢月に事情を 説明する為に電話した。



{咲希から電話なんて 珍しいじゃん！どうしたの？}


『あのさ―。実は真剣に悩んでましてですね！』



{はぁ～!？意味分かんないよぉ。ってか､咲希 声どうしたの？}


『‥‥‥υ』



『実は‥』


あたしは 光汰との出来事を全て 夢月に話した。