かぁあああああああ。
墓穴を掘ったあたしは火がついてしまいそうなくらい恥ずかしくなって、両手で顔を隠す。
バカバカあたしのバカ。
またなにか言われるのかなって思った。
だけど……。
「じゃあ」
千秋は言いかけて立ち上がる。
「一緒に風呂入ろうか?」
千秋が言った言葉にあたしはピシャリと固まった。
はい……?
「お湯溜めてくるから待ってろ」
そう言って千秋はリビングを後にした。
でもあたしはしばらくまるで銅像のように固まっていたのだ。
今お風呂入るって言った?
えっと、誰と誰が……?
少しして千秋が戻ってきた。
「すぐ溜まるから」
「いや、溜まるって……」
「なんだよ?」
「え、えっと。お風呂って誰と誰が入るの?」
聞き間違えたのか信じられないのか、あたしは確認するように聞いた。



