「オレは、コウにオレみてぇに誰とでもヤるようなヤツになってほしくねぇから言っただけだ」
過去の話だけど気持ちのないセックスなんて虚しいだけだった。
「彼女でもない女の子とヤってたクセによくオレにお説教出来るよな」
本気で思ったから言っただけだったのにコウはふてくされてる。
「だからもうしてねぇって!」
「どうだかね! 好きな女の子と部屋で二人きりになったら、雅弥なら絶対理性持たないだろ!」
なにが言いたいんだか全然わかんねぇんだけど。
コウは立ち上がると部屋の出口へ向かった。
「イラついてんなよ? コウにオレの理性がどうとか言われたくねぇんだけど」



