あたしは自ら慎の背中に手を這わせギュッと思い切り抱きついた。 ……彼はあたしだけのモノよ。 こんなにも優しい彼を誰にも渡したくないわって、裸なのも構わずに抱きついて強く思った……。 「全部、オレだけのモノだよ」 慎が同じことを思ってくれたのかそう言ってあたしを抱きしめ返してくれる。 先のわからない未来さえも約束されたように思えて、例えそれが夢物語でも今なら信じられるのよ。 肌を合わせて触れ合って。 数えきれないくらいキスをした。 甘い甘い夜……。