あの夏の日。




『えっ、俺?なんかしたっ?』

いっちーさんの目を見つめる、もちろん無言のままで。


『えっ、俺汗くさい?』


ぷっ!
思わず笑いそうになる。


『汗じゃなくて、足?』


いっちーさんが焦ってる。
すごくおもしろい。
このまま、黙り込んだらどうなるかな。


『購買行って、アイス買ってくる?』


食べ物でご機嫌取りに入ったか!なんせ、わたしは大のアイス好き!
でも、いっちーさんの困った顔をもっと見てみたい。


『…ダーツ、やる?』


本当に困ったような顔をしてきたから、口を開いてあげた。

「…やる。」

いっちーさんが嬉しそうに笑う。そんな嬉しそうにしてたら、わたしだって嬉しいよ。


「負けた方がアイスおごり!」

『オッケー!』





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