トントン 「はいっ!」 部屋に戻って荷物の整理をしていると美吏那が入ってきた。 「荷物の整理終わった?」 「あと、これだけ。」 そういうとクローゼットの中に最後の服をかけた。 「どこか行くの?」 カバンと帽子をかぶっている美吏那。 「あっ、うん。せっかくだからこの辺散策しない?」 「いいね、ちょっと待って。」 さっきしまったばかりの荷物から帽子を取って机の上にあるカバンを握った。