そして12月にもかかわらず真夏のように暑いハワイに私と美吏那は降り立った。



「本当にあっつい!!」



飛行機の中でチェックのワンピースとサンダルに着替えたけど…



思った以上に暑い。



美吏那もキャミソールにスカートという涼しそうな格好をしているけど着いてから暑いを連呼している。



「美吏那様、車が用意できました。」



美吏那の執事さんの声を聞いてさっきよりぱっと明るくなって私を見た。



「百合亜、行こっか?」



「う、うん。」



そして私たちをのせた車は綺麗な海を横にホテルを目指して走りだした。