「…母さん。」 「もう!わかったわ。美吏那さんゆっくりしていらしてね?」 「あっ、はい」 母さんは名残惜しそうに部屋から出ていった。 「ごめんね…騒がしくて。」 「そんなことないわ。優しそうなお母さんじゃない。」 そう言って笑ってきた。 「そう言ってもらえて嬉しいよ。」 紅茶に口をつけた。