「じゃあ行こうか?」 「えッ…あ、うん。」 ボーッとしてたのか僕の質問に慌てて返した。 「気になるものでもあった?」 「そういうわけじゃないんだけど、あそこにある置物が目にとまって。」 美吏那ちゃんが指差した方を見ると、 ああ、あれね…。 「あれも母のコレクションのひとつ。」 「そうなんだ…。」 美吏那ちゃんが見た置物は女の子が笑っていて、腕の中にハート抱えているもので、ハートは確かルビーで出来てたような…。