「俺、ずっと信じてたんだ。大きくなったら百合亜を迎えに行こうって。でも、久しぶりに日本に戻ったら、百合亜にはすでに婚約者がいた。」 潤くんの言葉に胸が痛くなる。 どうすることのできないことに余計胸が痛くなる。 「ごめんなさい。」 口から出た言葉に潤くんは小さく首を振った。 「いいんだ。百合亜は悪くないよ。」 そう笑ってくれたのは彼の優しさだよね。