「潤様、潤様。」 肩を揺らされてゆっくりと目が開いた。 車はどこかの前に止まっているようだ。 「着きましたよ。」 「あっ…すみません。寝てしまって。」 急いで態勢を整えた。 「とんでもございません。お疲れなのでしょう。…大学はご案内いたしましょうか?」 「いえ、大丈夫です。」 そう言って車を降りた。 「では、お帰りになられるさいはお電話下さい。」 中原さんはそう言って一礼すると車に乗って去っていった。