はっきりと麗子先輩の言葉が耳に残った。 「な…何を…会社に…?」 膝がガクガクする。 それでも聞かずにはいられなかった。 「百合亜さんの会社は海外にもあるわよね?」 「ええ…。」 「その中のいくつかは愛香ちゃんの会社から部品を買っていたの。そこの会社への部品を売るのを完全に停止したのよ…。」 停止…。 簡単に口では言えるけど、停止したことでどれだけの損害が出ることか… お父様は私を避けていたわけじゃなくて、外国の会社に出向いて状況を把握しに行っていたんだ。