「はい。」 久しぶりに聞く優斗の声。 そっとドアを開けた。 優斗は僕に目もくれずにパソコンに釘付け。 何も話さないでしばらく優斗を観察する。 なおも優斗はこっちを向く気がないらしい。 「柏原、用は?あとコーヒーを頼む。」 柏原…。 たぶん、さっき会った人物だろう。 「僕にコーヒーを入れさせるつもり?」 笑いながら言うと案の定優斗は驚いてパソコンから顔を上げた。