その次の日から潤くんは何かと私に話しかけるようになった。 



そのおかげかあれこれ悩まなくて良かった。 



だけど、そんな潤くんにいつまでも頼っていていいのかな?



「百合亜様、ご主人様がお呼びです。」



お父様が…? 



この時間に家にいるなんて何かあったのかな。 



不安を抱えたまま父の書斎へと向かった。