化粧室も少し混んでいた。 しばらく並んで待っていると場所が開いたからそこに行く。 化粧ポーチを取り出した時横から声をかけられた。 「百合亜さん?」 その綺麗な声を聞いて身体がつよばるのが分かる。 心臓がばくばくいう。 「百合亜さん?」 「あっ!お久しぶりです。」 平静を装って笑いかける。 気づいた時にはこの空間には私と彼女、美園愛香しかいなかった。