「?…何?」 そう尋ねるとよけいにまずいと言った表情を浮かべた。 その時、中原が私の側にきた。 「百合亜様、奥様が車でお待ちです。」 お母様? あっ! なるほどね。 美吏那がまずいって顔をしたのが分かった。 気をつかわなくていいのに。 「今行くわ。美吏那後でね。」 「えっ!あ、う、うん。」 まだおどおどしている美吏那に別れを告げて大学を出た。