「……な、何?」 下を向いたまま聞き返すと優斗に顔を向けさせられた。 至近距離で見つめ合う状態。 「これから言うことは百合亜にとって辛いかもしれない。でも、聞いてほしい。」 そう言った優斗の顔は月明かりでよけいに綺麗に見えた。 きっと私は優斗の話をきいたら泣いちゃう気がする。 「話って?」 良い話しじゃないって分かっていながら自分から切り出していた。