弥彦はまだお腹を押さえて笑ってた。



「弥彦の馬鹿!
 あとで覚えてろよ!」


「おいっ!
 友夜!まてよ!
 ブ・・・アハハハハハハっ!」




いつまで笑ってる気だ!!!




あたしはそんな弥彦を無視して自分の席に座った。







すると一人の女の子があたしのところに来た。




「あの、あなた体育館で転んだ子よね??」




そのこはとてもかわいらしい顔で髪を2つしばりにし、いかにもお姫様といった容姿だった。


「・・・・・・。」



「え?

 ちがった??」



いきなりあたしのところにきて言った一言がそれかよ!!



「・・・・そうだけど?
 なんか用??」




あたしは冷たくこういった。
今はあの事件のことでイライラしてたからだ。
するとそのこは恥ずかしそうに







「あの、友達にならない??」







と言ってきた。