「え?
そ、それは俺がケンカ強えからじゃないのか?」
こいつ
・・・バカだ。
はぁ~と透と俺はため息をつき、大雅はただじっとコウの方を見ていた。
「お前は、《KAI》の中でもあまり目立たなかった存在だった。だが、ある時友夜がお前を見て『こいつがほしい』と俺たちにいってきたんだ。
なぜだかわかるか?」
コウは昔《KAI》の下っ端の方にいて、俺はある程度メンバーを把握しているつもりだったが、俺も存在を知らないほど目立たなかった。
「・・・・。」
コウは透が投げかけた質問を聞いて黙ってしまった。
わかんないか・・・
まぁ、ふつうわかんないよな。
いきなりこんなこと言われても
コウを海神のメンバーに入れたときは詳しくは理由を言ってなかった。
ただ『お前を見込んで海神のメンバーに入れたい』とだけ言っていた。
