「・・・ハァ、ハァ!
 お前らいくの早いんだよ!」


あたしはダッシュで倉庫に行ったため息が切れていたが、疲れながらも弥彦と大雅を指差した。



「お前が一人で自分の世界に入ってるからだろ?」
 

弥彦があたしを見て呆れながら言った。

 

「それに何度も呼んだのにボーとしてたからさ」
 




大雅まで・・・・

あたしはあたしなりにいろいろ考えてたっていうのにさぁ




むかつくのであたしは弥彦にチョップをくらわした。





「・・っ!
 なにすんだよ!!
 しかも何で俺だけ?
 大雅にはしねぇのかよ」



「大雅はなんかムカつかなかったから。」


「なんかってなんだし!
 俺には手加減なしかよ。」


「いこ!
 大雅!!」

「・・・シカトかよ!」



大雅はこんなあたしと弥彦のやり取りを肩を震わせて笑ってる。




ほんと弥彦ってガキだなぁ

幼稚園児以下だよ!