「はぁ…」

『そんなに落ち込むこと?』


電話の相手は親友の
矢鍋 椎那

「だってもうすぐ夏休みだよ!?夏休みといえば夏祭りだよ!?夏祭りと言えば彼氏だよ!?」

『まっ…そうだけどさぁ…』


「椎那はィィじゃん?イケメン彼氏がいてさぁ」


「…」