「行ってきますっ!!」


バンッ


おもいっきりドアを閉めたらなんかスッキリしちゃった☆


スッキリしたあたしは、ルンルンで学校に向かった。




ガラッ




…?
なんか、空気変じゃない??
みんなあたしの方を見てる。



あたし、悪いことしたっけ???


「ちょっと!あんた!颯人と付き合ったって本当!?」



えっ!?
もうみんな知ってんの???

「あたしの彼氏とんないでよ!!!」



!?

かっ彼氏って…



「颯人と…付き合ってるの???」



「そうだよ!!」



ガラッ


「オーッス!!」

颯人…


シ―――――ン


「あっあれ???みんなどうしちゃったの???」


「ねぇ…颯人??颯人はあたしとだけ付き合ってるんだよね???」


ほんとは、こんなこと聞きたくなかった。
だって、なんて返ってくるかわからないんだもん。



「楓、なに言ってんの???」

「だって、この人が…」


あたしが示した方を見た颯人はビックリしてた。


「昨日は楽しかったよ♪颯人♪」


その女はそう言った。
確かに、『昨日』って。


「颯人…どういうこと???」

「ちょっと待てよ!!!意味わかんねえよ!!」