俺は、驚いている桜の手を引っ張って歩いた。




桜はまだキョトンとしてた。



「はっ隼人くん!?」




「…何??」



「手、……痛い…」





手!?


「あっ!!ごめん!!!!」



俺は、桜の手をパッと離した。



「あの〜隼人くん…」



次はなんだよ〜
デート嫌だなんて言い出さないよな???



「手は、離さなくてもいい…。」







!!?



離さなくてもいい!?


桜の顔を見てみたら顔が真っ赤だった。





「あっ…ごめん。手、つなぐ??」



俺、カレカノじゃないのに変なこと聞いちゃったな…



コクンッて桜がうなずいた。



って!!!!



うなずいた!!!!!?




「いっいいの???」



「うん…」