現代戦国時代2

目の前で火を凪ぎ払う男が立っていた。
 
火が完全に両脇に消え去ると、男はこちらを振り向いた。
 
「佐助とか言ったか?」
 
「あ……あなたは望月?」 

「よく覚えてるな」
 
望月のクナイには何やら緑色の光が見える。
 
おそらく宝玉だろう。
 
「俺は助かったのか?」
 
「まあな。まだ終わったわけではないが」
 
望月は視線だけ後ろに送り、相手を確かめる。
 
「望月………」
 
相手は望月の名を口にした。
 
「幸村……やっぱりお前だったのか……」