現代戦国時代2

「そんな槍、風で吹き飛ばしてやる!!」
 
「吹き飛ばせるもんなら、吹き飛ばしてみろ」
 
相手は腕を回転させながら、突きを放つ。
 
その瞬間、渦状の炎が槍から飛び出してきた。
 
チリチリ……
 
焦げ付くような音が耳に届いた。
 
相手の凄まじい力を感じるとともに、俺は敗北感に駆られた。
 
風の刄を出す暇すら無かった。
 
あっという間に灰になったのか、不思議と痛みは無かった。
 
「俺は……」
 
「やれやれ、厄介な奴だな。相変わらず」