クナイを振りかぶり、相手はこちらに詰め寄る。
至近距離であんな刄を食らったら、体が真っ二つになりそうだ。
ヒュンッ!!
風を切り裂く音とともに風の刄が放たれる。
「これならどうだ!!」
俺は槍で地面を突き刺し、激しく地面を掘り起こし、手のひらサイズの石を風の刄の前に飛び出させた。
ガツガツ……
顔に小石が当たって、かなり痛いが、切れたような感覚は無い。
予想的中だ。
「風の刄を石で受け止めるなんて、よく思いついたもんだな」
小石が飛び散ったあとに見えた忍びは、再びクナイを構えていた。
至近距離であんな刄を食らったら、体が真っ二つになりそうだ。
ヒュンッ!!
風を切り裂く音とともに風の刄が放たれる。
「これならどうだ!!」
俺は槍で地面を突き刺し、激しく地面を掘り起こし、手のひらサイズの石を風の刄の前に飛び出させた。
ガツガツ……
顔に小石が当たって、かなり痛いが、切れたような感覚は無い。
予想的中だ。
「風の刄を石で受け止めるなんて、よく思いついたもんだな」
小石が飛び散ったあとに見えた忍びは、再びクナイを構えていた。

