現代戦国時代2

馬にまたがると同時に、小太郎が駆け寄ってきた。
 
「兄ちゃん、どこ行くんだい?」
 
「関所だよ。すぐに帰ってくる」
 
小太郎は残念そうに小石を蹴り飛ばしている。
 
「そっか。仕方ないね。早く行って、早く帰ってきてよね?」
 
「ああ、またな」
 
小太郎に一時の別れを告げ、俺は馬を走らせた。
 
そう言えば馬なんて乗ったことは無い俺なんだが、なぜか馬に乗れた。
 
ゲームの仕様だろうか。
 
「よし、行くぜ!!」
 
馬は快調に走ってくれて、夕暮れ時に関所に着いた。