現代戦国時代2

「分かりました。でも、どうして俺なんですか?」
 
「覇王との戦いで、中心にいた人物だからですよ。我らのような年寄りはもう英雄にはなれない」
 
「ははは……英雄だなんて滅相もない」
 
何だか不思議に気分だ。
 
幸村として敵に追われるばかりだったから、こんなふうに扱われると気恥ずかしくなってしまう。
 
「信長様。幸村殿にあれを渡されては?」
 
「そうだな」
 
信長が差し出した手には、宝玉があった。
 
「これは?」
 
「宝玉です。もし、幸村殿が使えるのであれば…使っていただきたいと思いましてね」