「すいません、幸村殿。先に進みます故……」
兵に紐を引かれる。
小太郎は淋しそうな目をしていたが、立ち止まるわけには行かない。
「小太郎。また会えるよ」
「本当に?」
「ああ、だから、いいこにして待ってな」
「わかった」
小太郎に別れを告げ、再び歩きだした。
「子どもは好きかい?」
「まあね」
「孫はもっと可愛い」
ここでじいさんの自慢を聞くことになろうとは。
「だろうな」
そんなことを話しながら、俺達二人は城の中に入っていった。
兵に紐を引かれる。
小太郎は淋しそうな目をしていたが、立ち止まるわけには行かない。
「小太郎。また会えるよ」
「本当に?」
「ああ、だから、いいこにして待ってな」
「わかった」
小太郎に別れを告げ、再び歩きだした。
「子どもは好きかい?」
「まあね」
「孫はもっと可愛い」
ここでじいさんの自慢を聞くことになろうとは。
「だろうな」
そんなことを話しながら、俺達二人は城の中に入っていった。

