現代戦国時代2

全身に草の汁を塗りたくられ、身体中から草の臭いがする。
 
げんなりする俺を見て、じいさんは満足感に浸っていた。
 
「これですぐに治る」
 
「治るって……」
 
こんな草で…
 
治るわけがない。
 
「疑っておるな」
 
「いえ……滅相もない」
 
心を見透かされている。
 
「ふう。アンタ、なんでこのゲームに入ってきた?覇王はいなくなった」
 
「……」
 
「言いたくないかい?」
 
じいさんは神妙な面持ちで草やら器やらを片付けだした。
 
どうやら、この家にはじいさんしかいないようだ。