現代戦国時代2

じいさんは草を磨り潰しはじめた。
 
部屋には様々な書物が散らばり、枕元には包帯が散らばっている。
 
「医術……ゲームに医術が…」
 
「あるに決まっておる。あんたはこのゲームの住人ではないからな」
 
このゲームの住人ではない。
 
じいさんの言葉に一抹の不安がよぎる。
 
「なんで、そう言えるんだい?」
 
「ほほほ。あんただろう?前作の覇王を倒したのは」 

覇王を知っている。
 
ガタン!!
 
俺は素早く武器になるものを探した。
 
「あわてるな。敵ではないよ」