現代戦国時代2

宝玉の文字は風。
 
先ほどまで鈍い色だったものが、エメラルドのような緑色になった。
 
「これが……宝玉」
 
手に持つクナイから、何か鼓動のような振動を感じる。
 
「まさか、宝玉を覚醒させる奴がいるとはな…」
 
男の表情に一抹の不安が見えたような気がした。
 
宝玉の覚醒……
 
それが今のこれなのか。
 
「使いこなせるようにするんだと言うのは、あながち嘘じゃないようだな?」
 
「ああ。今からお前を倒して証明してみせるさ」
 
そして、俺は思い切りクナイを振り切った。