現代戦国時代2

トンッ!!
 
軽く飛んだ男は、木の枝に飛び乗った。
 
俺もクナイを拾い、相手を迎え撃つ準備をする。
 
しかし、クナイに目をやってから、俺は男を見失った。
 
トントンという木の枝を移動する音が耳に届く。
 
相手は間違いなく、高速で移動しながら隙をうかがっている。
 
「くそ……なんで、こんな化け物みたいな奴ばかり敵なんだよ」
 
こんな愚痴まで出てきてしまう始末だ。
 
しかし、やるしかない。
 
耳を澄ませて、相手の位置を探る。