現代戦国時代2

「ちくしょう……絶対にいやがるな」
 
息を整えながら、周りを見渡してみる。
 
鬱蒼とした木々に古ぼけた神社の建物。
 
隠れる場所はいくつもある。
 
ここで待ち伏せして、逆に目的を問い質してやる。
 
「逃げようとするな」
 
「え?」
 
ドグッ!!
 
腹部に激痛が走る。
 
侍はいた。
 
気付かぬ間に目の前に…… 

「ごほっ…ごほっ……」
 
呼吸ができない。
 
何を食らったかも分からず、頭がパニックに陥っているようだ。
 
「やはり宝玉の反応があるな。さあ、宝玉を差し出すんだ」