現代戦国時代2

「あの……」
 
何かあったのか心配になって声をかけてみた。
 
「ああ……すまないね。少しこれが気になってね」
 
孫市の手に握られていたのは青い玉。
 
残雪だ。
 
「それは!?」
 
嫌悪感からか俺は思わず後退りした。
 
「おう、孫市。相変わらず抜け目ないな?」
 
「いや。見張っている人間がいたから、先に取っただけさ」
 
「なに?」
 
政宗はびっくりしている。 

確かに俺達にそんな周りを気にする余裕は無かった。