俺は素早く相手の懐に飛び込み、クナイで相手の喉を掻き切った。
 
ブシュッ!!
 
血ではない何かが飛び出した。
 
真っ黒な気体だ。
 
「うぉぁぁぁぁっ!!」
 
慶次は武器の柄で周りにいる残りの敵を全て薙ぎ倒した。
 
「慶次……こいつら?」
 
目の前の敵は黒い気体となって消えていく。
 
「……まぁ、おいおい説明しなくちゃな。あいつらの力も必要みてえだしな」
 
慶次は前を見て、表情を変えた。