嫌な予感は的中した。
 
ここは戦場になる。
 
「慶次!!」
 
「……やれやれ、戦う準備まではしてなかったが…やるしかあるまい」
 
慶次は武器を取出し、政宗を呼び止める。
 
「なぁ、政宗さん。俺達にも戦わせてもらうぜ。アンタに死んでもらっちゃ、困るからね」
 
政宗は唖然としていたが、すぐに前をむいた。
 
「ここまで来たんだ。何か意志があるのだろう……せいぜい楽しめ!!」
 
馬を飛ばし、政宗は行った。
 
「さて、俺達も行くかい」