現代戦国時代2

地豹は獣のように飛び掛かってきた。
 
砂の渦のせいで一気に視界が悪くなる。
 
「くそっ!!」
 
俺は槍をふるったが当たっている感覚がしない。
 
「野郎!!」
 
隆盛の声。
 
「おわっ!!」
 
源内の声。
 
「ぬわっ!!」
 
海野の声までする。
 
何が起きているかわからない。
 
足元がおぼつかないまま、俺は急にバランスを崩してしまった。
 
坂道だ。
 
俺は勢いよく転がった。