現代戦国時代2

「うぉらぁぁ!!」
 
拳を振るった海野。
 
「おっと」
 
首を柔らかく逸らして躱し、地豹は余裕の笑みを浮かべた。
 
「なかなか速いな!」
 
「油断するなよ。くされ野郎」
 
源内は背後に回り込んでいた。
 
クナイを振り下ろしたが、地豹の体からは血が出てこない。
 
むしろ、刄が沈み込んだだけだった。
 
「本物はこっちだから余裕なんだよ」
 
地豹は二人の横に立っていた。
 
地豹に見えたのは土くれとなって崩れ落ちていった。