現代戦国時代2

「く……」
 
どうにか慶次を助けたい。 

そう考えるほどに俺の体は動かなくなっていく。
 
「さぁ……もう逃げられないぞ?」
 
ジリジリ迫る男。
 
誰か助けてくれ。
 
俺はそう叫ぶことさえできずにいた。
 
「慶次!!目をつむれ!」 

どこからともなく声がする。
 
その声を聞き、ようやく慶次は歯を見せて笑った。
 
ボンッ!!
 
ステージの上で何かが炸裂した。
 
「ぐわっ!!」
 
男の悲鳴が聞こえる。