現代戦国時代2

呆気にとられる俺。
 
女の子がこんなに近くにいた経験が無いからというのもあるかもしれない。
 
「誰?」
 
「別にいいじゃん。あんたなかなか強いみたいね?」 

話を聞いてもくれない。
 
これが噂のツンデレなのか?
 
「降りてくれないかな……」
 
「いいじゃん。減るもんじゃあるまいし」
 
大きな目には力がみなぎっていた。
 
黙るしかない。
 
出会った瞬間から俺は負けていたんだ。
 
「目的くらい聞かせてくれよ?」
 
自転車をこぎだす俺。