現代戦国時代2

その後、警察に連れていかれる泥棒を見届け、俺は逃げるようにその場を立ち去った。
 
おばあさんからはお礼がしたいと言われたが、そんなに大層なことをしたわけじゃない。
 
しかし、今までの自分では信じられないような出来事だった。
 
ふわふわした夢見心地のまま自転車にまたがる。
 
「よう、ヒーロー」
 
後ろから声がする。
 
いつのまにか女の子が座っていた。
 
黒髪の女子高生。
 
しゃべり方からして、かなり強気な感じだ。